さあ、今回は撮影に集中します私！

リアルキッズや小泉首相そっくりさんのマジックショーがありましたが、

私はそれどころではありません。ボールドが出るまでもうドキドキで待っていました

さあて、とうとう本日メイン（本当のメインはオール阪神巨人なのだが）の・・・・

彼が・・・・

・・・・・出てきましたあ〜！！！

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

す、素敵ぃ〜〜〜〜〜〜！！！

相変わらず機嫌悪いよ、眉間にしわがよってるよ！

やっぱり客にキレテますな

ボールドに選ばれた運のいいお客さんがボールドに向かって輪を投げてます

そのお客さんが輪をボールドに投げる時、

「い、いくよ！」

と言うと、ボールド逃げるように壁に隠れて顔を半分だしてかわいく一言、

「そんな、イクってわしに言われても・・・わし、あんたになんて言ってあげたらええん？

イッて・・・って言わなあかんの？」

う〜ん下ネタも今回冴えてるね。その後もなかなかの下ネタばかり言っておりましたが場内大爆笑の渦！（さすがだね）

さあ、今度はりんごですよ。

ボールドのくわえたフォークに向かってりんごを投げてもらうようです。

きょろきょろ場内を探し、彼が面白そうなお客さんを辛口で選んでます。（結構この時お客は楽しみにドキドキして待ってます）

それにしても・・・

いいなあ、どうやったら350人分の１の確率でボールドとからめるんだろうなあ〜

近くにいても私写真ばっか撮ってるからフラッシュが眩しくてムカついているのかなあ、こっち側にもなかなか来てくれないし・・・

そんなことを考えているとハプニングが起きた

なんとボールドをねらったりんごが彼の頭に命中したのだ！（っていうか自分から頭を持って行ったんだよな）

ボールド、思いっきり一輪車ごと吹っ飛ぶ！！

そしてお姉さん座りをして彼はせつなく言った

「なんでわしがこんな目に合うん・・・・？

なんかわしがした・・・？

そりゃあな、そりゃあ、わしもあんたらに言いすぎたと思うけどな・・・・

あんまりじゃないん・・・・？」

＜場内大爆笑＞

ボ：「はあ、なんかもう気分悪うしたわ。これやから岡山あかんねん、性に合わへんね　　　ん。なんもかんもあかんわ」

＜何故か場内拍手＞

ボ：「大阪が一番ええねん、なんかええねん

　　岡山嫌いや、輪投げは下手やわ、りんごは頭にぶつけるし・・・

　　・・・とにかく岡山あかんねん〜〜！！」

そしてお約束どおり彼は言った

ボ：「でもわし、岡山出身やねん」

そして場内が沸き、ボールド氏機嫌を直して立ち上がった。

ボ：「もっと大技見せたるわいな」

すると、今まではきょろきょろと

「もうちょっとましなお客はおらんのかいな」

と時間をかけて(馬鹿にしながら）お客を選んでいたのだが、

・・・・・・・・・・・今回は違った・・・・・・・・・

彼は何故か今回ばかりは一瞬にして客を決めたのだ

そしてすぐさま彼はその客の方へ早歩きで足を進めたのだ

ボ：「あんたがええ、あんたな。」

私：「は？え？マジですか？私ですか？」

舞い上がる私

ボ：「そうじゃ、あんたじゃ。

　　　お嬢さん、わしがなこうやってな、りんごを今度はわしがくわえるか　　　らな、あんたがわしにフォークを投げてりんごに刺してくれ」

私、頭真っ白・・・・

ボ：「ちょっとお嬢さん、立ってえな」

私、350人の前で立たされる

ボ：「ほなな、これな、フォーク渡すわな」

ちゅうかさ、ボールドさんよ。これさっきまであなたがくわえてたから唾液だらだらなんやけど

私：「分かりました！ほんとにいいんですか？もし失敗して顔にでも刺　　　　さったら・・・」

ボ：「ええねんよ。じゃあ投げてえな」

私：「はいっ！」

私、フォークを振り上げ・・・

ボ：「あほか！冗談や！！」

私：「ええ？」

ボ：「冗談にきまっとるやろうがボケ！

　　　ああ〜こわ！もうちょっとでわし刺される所やったわ！

　　　このお嬢さん、わしを刺そうとしたんやで！

　　　怖いわ〜、こんな大人しそうな顔してほんま怖いわ〜

　みんな見てやって！こんひと見てやっ　　てえ！！」

＜場内爆笑＞

・・・・・・・・・

・・・・ボールドてめえ・・・

ボ：「ま、まな、でもなちょっと言い過ぎたな・・・」

私：「・・・・・・・・」

ボ：「ちょっとかわいそうやけん、ええもんあんたにあげるからちょっと待　　　　っといてや」

ボールド一瞬袖に隠れる

ボ：「ほらこれな、羽のついたやつな、これをあんた投げてわしの頭に　　　　つけてみい？」

こ、これは・・・ひょっとして・・・

最後のトリではないか・・・！

私にトリをさせてくれるのか！！！！

あ、あんたってひとは・・・ううっ・・・

私：「分かりましたあ！！」

ボールド氏は私から離れてお辞儀をするようにして頭を私に向けた。

わたしは投げた

彼の光輝くつるつるの頭に羽を投げたのだ

会場350人が固唾を飲んで見守る中、私が投げた羽はまるでスローモーションのようにボールドの頭に飛んで行った・・・・

それはまるで吸い込まれるように、元々そこにあったかのように実に美しくヘッドに命中したのだ

場内割れんばかりの拍手

私にはこの時ロッキーが優勝した瞬間に流れたテーマ曲が聞こえた

何故にボールド氏が私を選んでくれたかは分からないが、

（写真ばっか撮るから目立ったんだろうよ。）

何よりの誕生日プレゼントになったのは言うまでもない。

紅い、としか表現できない自分が情けないですが、ようは紅いんです(笑）

ね、とにかく紅いんです。紅いといったら紅いんですよ奥さん、っていうか和尚。

　そういえば以前ここに来たとき、お坊さんの会議があってそれは怖かった。

電気もつけず、暗い部屋でぼそぼそと話す集団。部屋は暗いのに、西日が頭で反射してまぶしい集団。もう一度、彼らに会いたいと思った今日であった。